■ＣＡＳＢＥＥ評価

　（財）建築環境・省エネルギー機構策定の「CASBEE」（建築物総合環境性能評価システム）を用いた、敷地・建物の環境性能評価を行います。

　ＣＡＳＢＥＥ（Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency）とは、建物の環境性能の格付手法で、省エネや省資源・リサイクル性能といった環境負荷削減と、室内の快適性や景観への配慮といった環境品質・性能の向上などを、総合的に評価するシステムです。

　ＣＡＳＢＥＥ(R)※は、国土交通省主導の下、2001年に（財）建築環境・省エネルギー機構により開発されました。2002年に最初の評価ツール「CASBEE-事務所版」が公表され、その後2003年7月に「CASBEE-新築」、2004年7月に「CASBEE-既存」、2005年7月には
「CASBEE-改修」が発表されました。

　ＣＡＳＢＥＥによる環境性能は、評価指標「ＢＥＥ（Building Environmental Efficiency）」という指標により「Ｓ，Ａ，Ｂ＋，Ｂ−，Ｃ」の５段階で評価されます。このＢＥＥ指標は、建築物の環境品質・性能(Q)が高いほど、建築物の環境負荷(L)が低いほど、高ランクに評価されます。 例えば、一定の気温や湿度に保つのに、少ない冷暖房の運転で済む建物配置や換気・断熱性能の良い住宅やビルは、環境品質・性能(Q)が高いと評価され、同じ冷暖房の運転能力を得るのに、少ない消費電力や運転時間で済むものは、環境負荷(L)が低いと評価されます。

 

　当社は、既存建物の環境性能を、実地検査を行い、「CASBEE-既存」や「CASBEE-戸建」を用いて評価し、必要に応じて認証機関からの評価認証取得の支援を行います。

料金の目安（事務所ビルの場合）

床面積(�u)×100円/�u＋80,000円

 

※評価に当たって、ご依頼主様で既に音圧・風圧・照度・気温・湿度などの基本データを測定済の場合には、基本料金100,000円から評価が可能です。
また、特殊な実況測定が必要な場合や、設計図等資料が必要な場合は、ご依頼主様で情報を提供いただくことがあります。評価に当たって資料が不足する場合、別途費用により測定や作図等が必要になることがあります。

 

※「CASBEE(R)」は、財団法人建築環境・省エネルギー機構の登録商標です。